ハルパパのリウマチ奮闘記

リウマチ歴10年目、2人の男の子を育てつつ、漢方と食事療法でどこまで治せるかチャレンジ中。過去のリウマチ話や日々の経過、家族との日々を綴っていきます。

リウマチ✖️農業 その4

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昨夜少しだけでも雨が降ってくれたおかげで、今日は幾分過ごしやすかったですね。農業をしていた頃は、毎日天気を気にしていました。こんな暑い時期に雨が降らないとなると、農家さんにとっては大ごとです。夏野菜への水やりをしなくてはなりません。もちろんジョウロで水やりなんて話ではなく、4トントラックに1000Lのタンクを2本積んで行きます。大変な量ですが、雨の量からすれば雀の涙ほどなので、何往復もしなくてはなりません。それに加えて、収穫や荷造り、野菜への消毒(夏は虫も病気も多いため)に追われます。1日の明るい時間はフルで働いています。暗くなってからは出荷作業や忙しい時は次の日の野菜の袋詰めなどを行います。

そんな生活を週6で続けていたためか、体がストライキを始めてしまいました。この時期に土砂崩れを例に出すのは不謹慎ですが、少しずつ崩れていくのではなく、毎回のように痛みはまさに一気に襲いかかってきます。毎回恐ろしく思います。もちろんよくよく考えれば前兆のようなものはあったのでしょうが、忙しくしていると全く気づくことができません。仕事はしばらく休みをもらい、子供の保育園のお迎えや食事の準備以外は、体の痛みがひどく泥のように寝て過ごしていました。

治療はというと、、陳先生には丁重にお断りをし、親戚の紹介で中医師の先生を紹介してもらい漢方を飲み始めました。色んな植物の根っこのようなものを乾燥させた薬を毎日毎日煮出して飲みました。甘いのか苦いのかよく分からない何とも言えない味でしたが、何とか良くなるようにと願いながら飲みました。薬のおかげか、毎日休んでいたためか2週間ほどで初期から悪くなっている関節以外の痛みは、ゆっくりと収まって行きました。生まれて初めて、漢方って意外に効くんだなと感じた時でした。

体が概ね回復してから、もちろん仕事に復帰しました。半月も離れただけでも畑の様子は大きく変わってしまっていました。大きな罪悪感を感じたことを今でも覚えています。ただ、この頃既に私の体力は尽きていただな、と今では思ってしまいます。もっと早く引き際を判断していればと後悔の念でいっぱいです。。