ハルパパのリウマチ奮闘記

リウマチ歴10年目、2人の男の子を育てつつ、漢方と食事療法でどこまで治せるかチャレンジ中。過去のリウマチ話や日々の経過、家族との日々を綴っていきます。

リウマチ薬は高い!

昨日今日と朝テレビを付けると鳥肌の立つ映像が映し出されます。一緒に起きた長男と「これはっ!?」と声を失ってしまいます。私たちの住む街にも堤防があり、まさかこの強固と思われる堤防が決壊するなど誰も想像しません。私が赤ん坊の頃に一度決壊し、母親は腰まで水に浸かりながら私をおぶって少し高台に住んでいた親戚の家に避難したと以前に話してくれたことを思い出しました。もうどこも他人事ではありませんね。

 

本日はリウマチの治療を始めた頃のお話をさせていただきます。

リウマチの一般的な治療薬である抗リウマチ薬であり、免疫抑制剤のリウマトレックスを継続的に飲んでいました。が、進行は止まらことを知らず、指だけではなく手首や足も痛みを発し出し、体全体が常に微熱があるようなダルさも出て来てしまいました。朝起きると、関節のむくみや痛みでしばらく動くことができず、壁を這って歩くような状態にまで進んでしまいました。

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月一で通っていたリウマチ科の医師は、免疫抑制剤だけでは十分ではないと判断して、一歩先の新薬を提案してきました。生物学的製剤のエンブレルと言う名の薬でした。人の抗体などに似せて人工的に作った薬で、自宅で自己注射する薬です。自分で注射⁉と最初はかなり抵抗がありましたが、使うほか選択肢がありませんでした。医者の言う通りに打ち始めました。最初は自分に針を差し込むことが怖くて怖くて。。さらにこのエンブレル、新薬だったためか一本の負担額が数千円と超高額と、家計にも大きな負担でした。。

薬生物学的製剤の効果があったのか、手足以上には進行しなくなりました。ただ良くなったわけではなく、引き続き痛みは強くロキソニンは必須で、指は90度に曲がりまっすぐ伸びなくなり、軍手をはめるのも一苦労でした。そんなリウマチと悪戦苦闘している中、職場では新たな転機となる出来事が起こります。。